センチュリーフェスタの歩み

センチュリーフェスタは、平成に時代が変わったことを捕らえ、毎年年月日の数字が
揃うゾロ目の日に開催されることになりました。
平成1年1月1日は、歴史的に存在しないので、平成2年2月2日に1回目が実施さ
れ、今年平成9年は8回目になります。
平成12年12月12日まで続いていきますが、その翌年は西暦2001年、21世
紀の幕開けです。新時代に向け、カウントダウンしていくセンチュリーフェスタ。
これまでのセンチュリーフェスタの歩みを振り返ってみたいと思います。

平成2年:名古屋市制100周年を機に、地元では官民一体となって若宮大通り公園
     の中心に、郷土の生んだ三英傑(信長、秀吉、家康)が、登場する「から
     くり人形時計塔」を建設しました。これをきっかけに、若宮大通公園を中
     心会場としたイベントが行われました。
平成3年:当地方の祭りの原点に帰って、各地の伝統的な山車を3両集合させ、お迎
     え山車に若宮神社の福禄寿車を仕立てて曳山パレードを中心行事に据えま
     した。
平成4年:“雅にふれる”をテーマに、伝統芸術、文化、そして人とのふれあいと言
     った現代人が忘れがちの要素を呼び起こし、季節感あふれる桜の花をモチ
     ーフでもり立てました。 からくり山車4両の集結、和泉狂言の里帰り、
     パフォーマンスコンテストTV放映など。愛知万博のPR。
平成5年:前年同様、濃尾からくり曳山揃え、和泉狂言をメインのイベントとし、そ
     の他「子供の日」に因んで、『わんぱく祭り』とドッキング。子供中心の
     お祭りにしました。
平成6年:6のゾロ目となった平成6年は、6を禄(天から与えられる幸い)という
     文字にあやかり、「幸い」をいう意味を具象化する為のイベントを目指し
     ました。濃尾からくり曳山揃え、和泉狂言など。
平成7年:七夕のウイークエンドが開催日となった7年は、「七夕」をキーワードに
     星に因んだイベントを実施しました。
     スター☆キャンプ(元名古屋市科学館館長:山田卓氏のお話、SEAの演
     奏)、和泉狂言など。
平成8年:記章「まる八」のデザインが示すように、名古屋市は8に縁の
     深い土地柄です。
     市は、8月8日を「まるはちの日」と定め、平成8年のセンチュリーフェスタ
     は全市的にたいへん盛り上がりました。センチュリーフェスタ実行委員会は
     「名古屋まるはち音頭」を作り、市民参加の盛大な盆踊り大会を催しました。
     その他、名古屋グランパスエイトのちびっこサッカー教室、和泉狂言など。
平成9年:9年9月9日、9が3つでサンキューととらえ、「感謝」をテーマにしました。
     毎年恒例の和泉狂言、グランパスのサッカー教室、クロリティ大会、
     9にちなみ、お年寄りへの感謝の意を込めて90歳以上のお年寄りの
     肖像画を展示・プレゼントした、90歳以上肖像画展、名古屋まるはち
     音頭踊りコンテスト、愛知万博開催決定の挨拶など。