事業計画

 

□名称:省エネルギー・環境マネジメントセミナー&検討会in中部

□テーマ:電力環境改善による省エネルギー(地球環境保全 「CO2削減」)

主催:環境会議所

後援:財団法人 省エネルギーセンター

会場:あいち国際プラザ国際交流団体交流室(愛知県三の丸庁舎内)

企画趣旨:

深刻化する地球環境問題、昨今の原油価格の高騰など各事業主は、エネルギー消費の根本的な見直し
による更なる省エネルギーの推進を余儀なくされています。このような環境を踏まえ当セミナーは、省エネ
による環境保全と経済成長のバランスを保つ具体的な対策を検討して参ります。また検討会に於いては、
サージ制御・ノイズ除去を行うことにより電力効率低下による目に見えにくいエネルギー損失を防ぐ具体的
な事例を検討して参ります。本企画は
企業に対する環境保全意識の向上を狙い、
さらには
地域振興に寄与するものです。

日時:平成19年1月19日(金)14:00〜17:00

□参加人数:定員50名

□参加費:無料

□収支計画:本件は非営利事業の為に収入0・支出0(資料のコピーなどは主催者の資源を活用)

内容:

14:30〜15:00 環境マネジメントについて「ISO14000」 環境会議所 ISOコンサルタント 五味敬明氏

15:00〜15:30 省エネルギー対策について 経済産業省中部経済産業局(エネルギー対策課 山田裕啓氏)

15:30〜17:00 検討会 「ノイズカットによる電力品質向上と省エネ」 コストダウンの具体的な事例発表

 今やCO2の削減は地球の問題であり、京都議定書における日本の役割は重大です。国としてCO2の削減は急務
であり、総ての企業現場は電力の省エネをすすめ
CO2の削減に取組まなければなりません。

 近代生産工場は、電力品質の低下に伴う「機械の誤作動、精度の低下」から「耐久年数の低下」や「電力効率低下
によるエネルギー損失」など目に見えにくい障害を抱えるようになりました。

 米国で発行された全米電力研究所(EPRI)の報告(2000年7月)によれば「既に毎年電力品質低下による障害や
被害として4兆円もの経済損失が発生している」と発表しております。

 現在の電力システムにおいては、いろいろな機器から、サージは常時発生し、電力ラインの電圧及び電流の波形
を歪ませる大きな原因になっています。高周波によって誘発された電気ノイズ、過度現象や非線形負荷及び負荷
反射によりできる歪んだ波形など、品質の悪い電気は、電力システムのラインの中で接続され稼動している機器に、
常に悪い影響を与え続けています。従って、電力システムの内部、外部でランダムに発生するノイズやサージが高
性能な回路及び機器に到達する前に、クランプし、フィルターにかけ、吸収し、取り除くことが解決策になります。

 検討会は、これらを解決する具体的な方策として、すでに実績を上げた企業の事例発表を行います。

エネルギーロスの原因を除去する「高周波ノイズ・サージ吸収除去装置」を主力線や幹線に取り付けて、エネルギー
損失を防ぎ省エネとなった事例と生産工程の安全・安心管理を目指し、照明や機械稼動状況をパソコンのウエブ画面
上から監視・制御・電力量の確認ができる、「一元管理システム」を導入した事例。
これらは、機械の故障やトラブルを未然に回避する「予防保守」が可能となりました。また電力の状態が目で見えるので
省エネルギー化の促進につながったことなど企業による発表を行います。

日本の企業において、機器の発熱・電線の発熱の原因は、工場内の機器・機械から発生する高周波ノイズによる電力
汚染であることが未だ十分に理解されていないのが現状ですので、この機会ご理解をいただきたく思います。 
                                 
(参加者:企業・市民・行政)